〇食べ過ぎによる健康障害のリスク
食べ過ぎは健康に様々な影響を及ぼします。食べ過ぎが習慣化すると、胃もたれや脂肪蓄積
だけでなく、消化器官に負担がかかり、肥満など健康を害する恐れがあります。
肥満の人は糖尿病、脂質異常症、脂肪肝、高血圧症といった病気を発症する可能性が高い他、
高血圧症を発症する確率が2〜3倍高くなります。また、脂質異常症になりやすくなります。
更に動脈硬化から心筋梗塞、脳梗塞が起きやすいです。
脂肪肝のある男性の糖尿病の発症リスクは12.5%、女性では26.3%です。
〇車を運転する事のリスク
交通事故、最悪のケースは死亡事故です。自身や家族が加害者にも被害者にもなります。
道路を歩いていても歩道を歩いていても、学校への通学路でも死亡事故は起こっています。
これだけ世の中で飲酒運転、酒気帯び運転は絶対禁止と言いながら絶える事はありません。
1年間に交通事故に遭う確率 約0.2%(500人に1人)です。
1年間に交通事故を起こす確率 約0.4%(250人に1人)です。
〇自然災害で被災するリスク
能登半島地震は能登半島西方沖から佐渡島西方沖にかけて伸びる活断層を震源と
するもので、日本海沿岸の広範囲で津波が観測され、土砂災害や火災、液状化現象
も発生しました。
死者244人 負傷者1,297人 被害総額: 1.1兆円〜2.5兆円
東北地方太平洋沖地震(または東日本大震災)は日本の三陸沖で発生した超巨大地震
です。この地震によって引き起こされた津波は、広範囲に甚大な被害をもたらしました。
死者 約15,900人 行方不明者 約2,525人 被害総額: 16.9兆円
自然災害全体のリスクは約24%、つまり4人に1人が被害に遭う事になります。
原子力発電所で重大な事故(格納容器が損傷する程の事故)は10億年に1回と評価
されています。原子力発電所の事故により健康を害したりケガをしたり死亡したりする確率
よりも、生活習慣病に掛かるリスク、交通事故を起こすリスク、事故に巻き込まれるリスク、
自然災害で巻き込まれるリスクの方がはるかに大きいのが現実です。
原子力発電所を無くせば原子力事故のリスクは無くなります。それでは自動車を無くして
交通事故のリスクを無くす世の中を実現できますか?そうした方が良い世界になりますか?
そうした方が幸せですか?
自動車を無くす事は出来ないと思います。例え原子力発電所を無くしたとしても、
原子力発電所を運転しない為に日本の電力需要を賄う事が出来ません。
よって火力発電所をたくさん稼働し多量のCO2を排出し、地球温暖化を今以上により一層
促進します。その結果、自然災害リスクが可及的に増大します。台風・大雨による洪水・大雪
による災害等、自然災害で被災・けが・死亡するリスクから逃れる事は絶対に出来なくなります。
火力発電主力の日本は、現在、老朽化した石炭火力発電所をわざわざ動かしLNG火力発電の
2倍のCo2をバンバン排出しているのに、SDGs(持続可能な開発目標)なんて「きれいごと」
言っているのは滑稽ですね。この状況から日本は、持続可能ではなく持続不可能な世界の
終わりに向かっていますね。
地球温暖化に起因するかもしれませんが、台風や洪水など毎年のように自然災害は発生し、
多くの方の命が失われる昨今です。原子力災害で毎年命を落とす人はいません。これまでも
ありません。
原子力発電所の運転や再稼働に関して、避難道路の整備が出来ないと
再稼働をしないとか、
自然災害との複合災害にどう対処するだとか、
起きてもいない、起きるかどうかもわからない事を想定して、
怖い 怖い と不安を煽るような世の中の風潮があるように
思います。
特に民意を代表する議員と呼ばれる方達の全く無責任な言動は呆れる
ばかりです。某県議会
議員の一部方達ですが、物事の本質を知らない、
日本のエネルギー事情を知らない。
日本は
資源少国でエネルギーは
海外依存である事すら知らない、
現在電気の供給が出来ていれば
原子力発電所はいらないという
認識であり、稚拙としか言いようがない
「体たらく」であります。
もっと勉強して現実を直視し県民の未来を、
日本の未来を、
考えて頂きたいものです。
ただ、
その議員を選んだのは地域住民ですので、その責任は私達にある事も忘れては
ならないと
反省する次第です。